どーでもいい話ですが、「ユーラシアひとり旅」というフレーズを聞いて、私が真っ先に思い浮かべるのは、沢木耕太郎『深夜特急』です。中学生のときに、大沢たかお主演のテレビドラマ版を見て以来感化され、大学に入学してからは旅行のためにバイト代をせっせと貯めたものでした。
当然といえば当然ですが、能力値が高いほど簡単に、低いほど難しくなります。ちなみに、政治A・体力13以上ならば、「施し」「命令書発布」「遠征」が1ターンでできます。
一旦住民配分の変更命令を出すと、攻め取った(謀反独立した)COM国家はその配分をしばらくは変更しません。「農産品」「街造り」の配分を0%にしておけば、領国がたとえ攻め取られた(謀反独立された)としても後の対処が楽です。
それらに割り振りをすれば、城防御度に反映されるのはもちろん、COMに兵の補充をされやすくなる、という点で若干難しくなるでしょう。
弓騎兵ではなく弓歩兵を使うと、とたんに難しくなります。どの国でもイスラム商人から軽弓騎兵を雇い入れることができますが、ヨーロッパの国でイスラムの兵を用いるのには抵抗がある、なんて人は試してみるのもいいでしょう。
さすがに弓兵抜きというのは、不可能ではないでしょうが…
さきに述べましたが、金はほとんどかかりません。プレーする国によっては、既に使う分の兵が揃っており、あとは解雇するだけということもあります。
金がかからないのは進軍の際も同じです。総数4部隊なので、遠征時に金が50×4、食糧もMAXで800を持っていくだけです。戦場マップで軍団の出現位置に森のマスがあるときは、1日目からその場で「補給」コマンドを連発することで、持参する食糧を28まで節約できます(ケチくせー)。
兵力の差に苦しむ局面には多々出あうことでしょう。ヤバくなったらすぐ退却してください。4部隊きちんと残せるように気をつかい、強い兵科がたくさん控えているような国では長期戦の構えで。
危険なのは第17国のマグリブです。攻め取るときは軽弓騎兵・突撃騎兵が待ち構え、守るときには伏兵できる場所がありません。ひたすら地道に戦いましょう。
兵0でもCOM国家はあまり攻めてきません。このことは、COMの進度よりもプレーヤーの方のが速い、と言い換えられるかもしれません。
以下の表は、「施し」「命令書発布」「遠征」をこなすのに必要なターン数を、国王の政治値と体力値からみたものです。
ターン数 | 政治値別所要体力値 | ||||
---|---|---|---|---|---|
A | B | C | D | E | |
1ターン | 13以上 | − | − | − | − |
2ターン | 8〜12 | 10以上 | 12以上 | 14以上 | − |
3ターン | 5〜7 | 6〜9 | 7〜11 | 8〜13 | 10以上 |
最短だと、世界編で(準備に要したターン数)+33−(プレー当初の領国数)となるでしょう。リロードを繰り返せばこのようにできるとは思いますが、実際は何カ国かは攻め落とされるはずです。
また、勝手に領主に独立された場合には、あらかじめ兵を残さないでいることが好都合でもあります。政策指示を「内政型」か「蓄財型」にし、兵0のまま放っておきましょう。
ひとりで攻めたとしても、伏兵で敵を攻撃することができます。とりあえず第8国:トルキスタンのマップを用いて説明します。
まず、敵第1軍団から3マスはなれた地点に移動します。
そして、軍団機動力が12以上まで溜まったときに、右図でいえば北に1マスの森林マスに伏兵を指示します。これで第1軍団から2マスの地点に入ったわけですが…
このあと、敵第2軍団がまっすぐやってくると思いきや、突如挙動不審になります。見ていて面白いのですが、伏兵にかかってくれないとどうしようもありません。補給しながら引っかかってくれるのを待ち、残り日数が少なくなったら伏兵を解いて敵第1軍団にぶつかりましょう。
寡兵でもって居並ぶあまたの敵をなぎ倒す、というのは最高に気分がいいものです。
自ら「背水の陣」を敷くことで1戦1戦にスリルが生まれ、最後まで緊張感の抜けない戦いが続いていきます。
戦いを楽しむには最高のセッティングといえるでしょう。
反面、4部隊に席巻されるようなCOMとは一体どうしたものか、とも思ってしまいます。第1軍団は、ちょっと敵わないと見るやずっと穴熊、第2軍団以下は猪突猛進。パターンが読まれてしまっては、せっかくの兵も活きません。
兵科の組み合わせもまた、単純に上から埋めていくだけなので、毎度毎度いい組み合わせになるわけではありません。火砲兵・投石器のみという軍団は、むざむざやられに出てきたようなもんです。
グダグダいっている私ですが、2度ほどゲームオーバーを迎えました(笑)。
決して無理をせずに、チクチクと攻め立てましょう。